#3 2学期に向けた戦略
この夏休みに、ツイッターやブログを始め、いろいろな人の考えに触れた。
その繋がりから本を読み、新たな世界を知った。
インプットをたくさんすると、アウトプットしたくなる。アイデアが浮かぶ。
この2日で、始めの2週間の戦略を練りつつ、掲示物を作った。
【2学期に高めてほしい力】
ここ2、3年、1学期と2学期には3つの言葉を贈っている。
1学期は、1年間の合言葉。
今年は、「全力」「笑顔」「思いやり」にした。
合言葉にした意図を話し、様々な活動を通して、3つの合言葉は浸透していった。
(でも、夏休み明けには、再確認する。)
2学期は、2学期に高めてほしい力。
今年は、「分析力」「行動力」「協力」の3つ。
「分析力」は、なぜ?どうやればいい?を考えられる力を高めてほしい。
「行動力」は、自分からどんどん行動できる力を高めてほしい。
「協力」は、力や心、知恵を合わせて、成長してほしい。
という、思いを込めた。
1学期にもかなり成長を見せてくれた子どもたちなら、更なる成長を見せてくれるはず!
そう信じている。
【〇〇週間の設定】
これは1学期から行っている活動。
期間を区切って、意識を強化。
様々な活動で、継続的に振り返る。
できていたら褒め、できていなかったらなぜか考えさせて、次の糧とする。
週間が終わってもできていたら、さらに褒め、その内、定着→自分達で行動できるようにしようという魂胆。
まずは、2週間でスタートダッシュを決める!!
そのためには、夏休みから学校中心の生活リズムへのシフト。
学習のリズムを取り戻し、2学期の更なる活動の始めの一歩を踏み出す。
1学期にできるようになった基本のルールやマナーを再確認しつつ、自分達で判断できるようにレベルアップ。
始業式に話し、考えさせることは大体決まった。
【けテぶれアニマルズ】
2学期から、けテぶれを始める。
もっと言えば、最初は週に一度の漢字テストを行うが、そこから、作文や単元テストに広げていこうと目論んでいる。
3年生の段階で、自分の覚えやすい学者方法や学習スタイルを身に付けておくことは、先々の成長に繋がるだろう。
身に付けられなくとも、様々な学習方法を知ることはできる。それは無駄にはならない。
とはいえ、最初は分かりやすさが大切。
そこで、えびちゃんさん(@ichigohagi )が作成してくださったアニマルズの登場!
4人くっついていたが、それぞれに分けて枠を付けた。
それを2セット。
もう1つは、提示用。
けテぶれをやっていけば、全体でテストや分析、練習をしたり、分析を交流したりする時間を取る必要がある。
特に最初は、宿題だけでは、子どもたちは躊躇してしまうだろう。
その時、このアニマルズの登場だ!
1つだけ(2つでも、3つでもいいだろう)黒板に貼れば、今、何を意識して活動しているのかが、目で見て分かる。
視覚化が特に大切なうちの子供達にとって、これほど頼もしい味方はいない。
【けテぶれを始めるための戦略】
けテぶれについて、いきなり話すのは危険だ。
夏休み明けすぐの頭で、初めての活動は避けたい。
いくら良い活動でも、最初に、悪印象を与えてしまうのは良いわけがない。
だから、外堀を埋めていく。
① 分析力とは何か、その必要性を伝える。
② 漢字テストを毎週行っていくことを伝える。
③ 学習や生活の中で、分析させる機会を作る。
④ 宿題を個人で考え、できるようになることの大切さを話す。
⑤ そのための学習方法。それが、けテぶれ。
⑥ まずは、みんなで取り組むところからスタート!やらせてみて、継続、他へ広げる、深めていく……定着へ!
こんな感じで、いけるのでは…と思っている。
大切なのは、実際にやる子ども。
自分の熱量と子どもの熱量を近づける必要がある。
1学期最初の3日間を、黄金の3日間と呼んだりするが、2学期最初の3日間だって大切。
最初が肝心。
子どもをよく見て、よく話し合いながら、より良い方向へ成長させられるように、日々精進。
さーて、どうなるか、楽しみだなー!!!