#1 自分の原点と未来

初めに、自分自身のことを少し記しておきたいと思います。

 

僕は今30代前半の7年目の教員です。

採用試験に合格する前は2年臨時採用で働いていました。

そして、大学卒業から臨時採用として働くまでの数年は、フリースクールで勤務していました。

 

こういう経歴の話を職場ですると、「変わってるね。」とよく言われます。

自分では、全然そうは思っていません笑

でも、試験の合否はともかく、ストレートで教育現場に入る人が多いとは思います。

同い年の人との話を聞くと、教育現場での経験の違いを感じることはありますが、フリースクールで働く選択を後悔はしていません。

その頃に出会った子どもたちと過ごした日々は、今の自分の原点となっています。

 

 

僕は大学までストレートで卒業した人間ですので、裏を返せば、学校を外から見ることがありませんでした。

実際、そこにいた子ども達は、学校が好きではない子が多かったです。

しかし、それだけではありません。

 

  • 高校には行きたいから、テストは受けに行く中学生。(保健室で受けていました)
  • 小学2年から学校が嫌で行っていない子。
  • 高卒認定試験を目指していた高校生。(高校には行っていない)
  • 障害を持っていると思われる子。
  • 支援学校に在籍のある子。

 

 

など、書いてみると、本当に個性だらけの子ばかり。

学校に収まりきれない子が、たくさんいることを痛感しました。

(今、思うと、子どもたちが在籍している小・中学校の先生方は1回もフリースクールに来ていなかったんじゃないかなぁ…うむむ。) 

 

本当は学びたいけれど、学べなかった子もいました。

仲間と過ごすことの良さを感じていなかった子もいました。

それをどうにかしたいと思い、僕が行ったのは、居場所作りと将来に向けた活動でした。

 

子どもとのぶつかり合いも、スタッフとぶつかり合いもありました。

良いことばかりではありませんでした。

けれど、その子達が大人になって再会した時、自分なりに生きて抜いていっている話を聞いて、嬉しさを覚えました。

 

教育は、未来を創る。

 

今もその心をもって、教員をしています。

 

 

そんな経緯もあってか、UDや学び合い、けテぶれなど、現在興味をもっていることは、原点に通じるものがあると思っています。

誰もが成長できる学級、学年、学校とは?

 

それから、テクノロジー、AIなどに興味があるのは、未来に繋がっていくからです。

これから求められる力とは?

その力を付けるために、何を、どのようにしていけばよいのか?

そうやって考えることが、自分の教育内容や方法の取捨選択になっていくと思っています。

 

未来を創るために、自分に何ができるのか。

それは、きっと、子どもの幸せや自立にも繋がるでしょう。

 

 

長々と語りました。

が、自分の考えも少しまとまってきたような気がします。

発信することの良さですかね。

 

せっかく始めたツイッターやブログ。

いろいろな人と繋がり、考えに触れ、自分も成長できるといいなぁ。

成長するのは、大人になっても、楽しい!